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~局地的豪雨の早期予知に向けて~

豪雨事例の雨量解析とパターン分析

研究分野分類:5704 水工学
産業分類:学術・開発研究機関 ,情報サービス業
キーワード:気象,自然災害予測・分析・対策
工学
土木工学
庄 建治朗(社会工学専攻)
研究概要
 濃尾平野とその周辺地域を対象に、過去に発生した局地的大雨の資料を収集し、強雨の発生位置や移動速度、その時の気圧配置、風速、気温分布等との関係を解析します。
特徴
 集中豪雨は、予測不可能で突然発生するような印象がありますが、発生しやすい場所や条件は限られています。特に濃尾平野周辺地域では、強雨の発生位置や移動速度が少数の気象要因で決まっている可能性があります。過去の豪雨事例を多数集めてパターン分析をすることで、その関係が見えてくると考えられます。最大クラスの豪雨は発生頻度が低いことから、できるだけ過去まで遡ってデータを収集する必要があります。
背景・従来技術
 通常の気象予測は、物理法則に基づく気象モデルを用いて行いますが、狭い範囲に限られた現象の予測には限界があります。局地的大雨の発生についても、このあたりで大雨になる可能性が高いといった予測は可能ですが、それがいつどこで起こるのかを正確に特定することは、直前になるまで難しいのが現状です。
実用化イメージ
 現在の気象予報技術では難しい、局地的大雨の発生位置を数時間程度前から予知する技術の開発を目指しています。

 

企業等への提案

研究者からのメッセージ
 過去の出来事に関する記録や資料は、様々なところに利用されないまま埋もれています。それらを発掘し解析に利用するのは手間のかかる作業ですが、そこから貴重な教訓を引き出すことができると考えています。

文献・特許
・庄建治朗,谷口健司,冨永晃宏,土木学会論文集B1(水工学),70(4),I_487-I_492 (2014)
・庄建治朗,谷口健司,冨永晃宏,土木学会論文集B1(水工学),67(4),I_499-I_504 (2011)

試作品状況 無し 掲示可 提供可

 

共同研究を希望するテーマ
細密雨量データの収集解析など
研究者データベースとのリンク(名前をクリックしてください)
研究者名:庄 建治朗