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研究分野分類:2201 社会システム工学・安全システム 産業分類:輸送用機械器具製造業,地方公務 |
キーワード:環境社会システム,温暖化対策,散霧システム,交通機関 |
複合領域 |
社会・安全システム科学 |
小島貢利(社会工学専攻) |
研究概要 バスに代表される移動体に、微粒子のミストの散布機能を備え、歩行者の多い、市内中心部や市内の大通りを中心に、選択集中的に散霧を行い、快適な都市の空気環境を提供することを提案します。 |
特徴 濡れない微粒子のミストを移動体から散布する事で、従来の据付式のミスト散布より、安価かつ柔軟に、人々の往来するエリアへ、選択集中的に散霧を実現可能です。基本的な散霧技術は、既に市中に導入済みであり、バスなどへ搭載可能な散霧装置の開発と、当該バスの導入に賛同する自治体等の協力が不可欠です。 |
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背景・従来技術 近年の気候の温暖化に加え、都市中心部においては、自動車の大量流入とそれに伴う渋滞が、排気ガス放出による温度上昇などを招き、街を歩く人々にとって、極めて不快かつ危険な環境を作り出しています。また、自動車の往来による異常乾燥や粉じんの飛散が、花粉症やインフルエンザ等にも悪影響を及ぼす可能性も危惧されます。 |
実用化イメージ バスに散霧装置を設置し、市街地の大通りに散霧することで、春は花粉症、夏は熱中症、冬はインフルエンザ等の対策に貢献する事が期待されます。また、今後、トラック・タクシー等への導入が進めば、より細かく市街地への散霧が可能となります。 |
企業等への提案
研究者からのメッセージ
ミスト散布機能を備えた移動体や社会システムを提案する事で、まずは都市部の空気環境を改善し、熱中症、花粉症、呼吸器疾患などで苦しむ方々を1人でも減らし、文字通り、潤いのある社会を皆の協力で実現したいです。
文献・特許
・小島貢利、田村隆善、日本経営診断学会論集、Vol.11, pp.103-109 (2011)
・M.Kojima and K.Nakashima, Design for Innovative Value Towards a Sustainable Society, pp.720-723(2012)
試作品状況 | 無し | 掲示可 | 提供可 |
共同研究を希望するテーマ バスなど移動体へ搭載可能な散霧装置の開発 散霧機能を搭載可能なバスなど移動体の開発または改造 自治体や企業等による散霧機能をもったバス等の導入および評価 |
研究者データベースとのリンク(名前をクリックしてください) 研究者名:小島貢利 |
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