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研究分野分類:5701 土木材料・施工・建設マネジメント 産業分類:総合工事業 ,学術・開発研究機関 |
キーワード:再資源化,細粒紛体,連行空気,吹付け,ゼロエミッション |
工学 |
土木工学 |
上原 匠(社会工学専攻) |
研究概要 粒状の建設材料は、リサイクルが進むに従い、細粒化・紛体化が進みます。比表面積が増えることによる材料特性の変化を把握して、合理的に利用する技術を研究します。具体的には、微粉体を活かす技術や、多孔質材料の適切な用途(利用方法)を開拓します。 |
特徴 研究対象副産物は、 ・リサイクル石膏:廃石膏ボード粉を加熱したリサイクル無水石膏のことです。(活性度有り) ・籾殻灰:籾殻を燃焼(例えばバイオマス発電)した灰のことです。(活性度有り) ・瓦チップ:使用済み屋根瓦を粉砕・分粒したリサイクル材料のことです。(活性度無し) |
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背景・従来技術 リサイクルに伴う形状寸法の変化に対応できず一度の再利用となる副産物が多い。そこで、作業性の効率を含めて有効活用する技術の構築を目指しています。 |
実用化イメージ 建設資源の細粒粉化に伴い、取り扱いが困難になりますが、連行空気量を最適化することでワーカビリティーを改善し、吹付け工法を開発できれば製品品質の向上が可能であると考えています。 |
研究者からのメッセージ
品質にばらつきのある副産物でも、材料管理技術で許容範囲のバラツキで利用することができるようになります。さらに、熟練技術者の施工技術の開発で、高い性能と品質を有する製品を社会に提供することができると考えています。
文献・特許
・加納侑岳,上原匠,菱田大樹,梶原教裕:リサイクル石膏を混入したモルタルの強度改善および乾燥収縮,平成26年度土木学会全国大会 第69回年次学術講演会,Ⅴ-324,2014年
・菱田大樹,上原匠,平原英樹,梶原教裕,小西理恵:リサイクル石膏を混入したモルタルの基礎物性,平成25年度土木学会全国大会 第68回年次学術講演会,Ⅴ-314,2013年
・梶原教裕,上原匠,河合良紀,加納侑岳:籾殻灰を混入したRCはり部材の破壊挙動,平成26年度土木学会全国大会 第69回年次学術講演会,Ⅴ-325,2014年
・黒木善生,上原匠,西尾秀登,坂口稔,加納侑岳:家屋解体廃瓦を用いた透水性舗装の温熱特性,平成26年度土木学会全国大会 第69回年次学術講演会,Ⅴ-319,2014年
試作品状況 | 無し | 掲示可 | 提供可 |
共同研究を希望するテーマ 細粒粉体材料の吹付け工法の開発 |
研究者データベースとのリンク(名前をクリックしてください) 研究者名:上原 匠 |
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