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研究分野分類:1104 マルチメディア・データベース 産業分類:情報通信機械器具製造業,情報サービス業 |
キーワード:信号処理,マルチメディア情報処理,ブラインド・デコンボリューション,画像補正 |
情報学 |
計算基盤 |
後藤富朗(情報工学専攻) |
技術概要 光学カメラで撮影した写真は、ピントが合わずボケたり、手ぶれによって画質が劣化する場合が多いです。本研究では、これらの劣化した写真の劣化の軌跡(PSF:点像分布関数 ) を推定して画像信号処理にて補正を行うことを目的としています。 |
特徴 本研究では、画像を分割して PSF を求める分割型ブラインド・デコンボリューションの研究に取り組んでいます。また、画像認識と組み合わせて、性能の向上と演算時間の短縮にも取り組んでいます。 |
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背景・従来技術 ボケや手ブレによって劣化する写真画像の補正は、古くから研究がなされてきました。カメラ自体に PSF を機械的に求める機能を搭載して撮影時に補正する方式が提案されてきましたが、必ずしも十分な特性が得られていません。すでに劣化した画像のみから PSF を推定して信号処理にて画像を復元する、ブラインド・デコンボリューションという方式が、近年、盛んに研究されています。それなりの成果が出ていますが、まだ、完璧な復元は実現されておらず、また処理時間も必要とします。 |
実用化イメージ ①デジカメやスマートフォンでの失敗写真の補正ソフト(アプリ)への応用 ②監視カメラなどの画像の鮮明化 ③プロ用の写真の微妙なフォーカスずれの補正試作品状況 |
研究者から企業へのメッセージ
プロ用写真からシロウトの失敗写真の補正まで、アプリケーションによって、処理アルゴリズムも大きく変わってきます。画像のボケ・ブレ補正のニーズについて、まずはご連絡いただければ幸いです。
試作品状況 | 無し | 掲示可 | 提供可 |
研究者データベースとのリンク(名前をクリックしてください) 研究者名:後藤富朗 |
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