歩行者街路の日陰空間を考慮した最適経路情報提供システム

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登録日:2013/11/03 / 更新日:2020/02/05

～頭の上まですっぽりはいる日陰空間情報与えます～

研究分野分類：5705 交通工学
産業分類：情報サービス業

キーワード：社会システム工学，交通計画学

工学

土木工学

藤田素弘（創成シミュレーション工学専攻）

研究概要　本研究では、歩行者が日陰を選んで目的地まで快適に到着できることを支援します。頭の上まですっぽり入る街路の日陰空間を考慮した経路情報を提供するシステムを特許で取得しているが、これを実用化できるよう開発を進めます。		特徴　携帯端末等で、歩行者が日陰を選んで目的地まで快適に到着できることを支援する情報を提供できるシステムです。頭がすっぽり日陰に入るかどうかまで考慮して日陰歩道状態を評価することが特徴です。
背景・従来技術　最近の夏は非常に暑い。多くの人は暑い夏において、街路に日陰があれば、できるだけ日陰空間を選んで歩いています。しかし、歩行者街路における日陰空間は、毎日の天候や、時間帯、歩く方向、街の建物の配置、緑化状況によって大きく異なります。歩行者が日陰を選んで歩こうとしても、上記の要因によって大きく異なる日陰空間を十分に把握して経路を選んで歩くことは簡単なことではありません。そのような支援情報を出すサービスもありません。		実用化イメージ　歩道の緯度・経度・方角や沿道の建物の高さ等から各時刻の日陰状態（頭がすっぽり入るかどうかなどを含む）を推計し、それを携帯電話等へ分かり易く情報提供します。