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研究分野分類:5604 通信・ネットワーク工学 産業分類:通信業,放送業 |
キーワード:アンテナ,信号処理 |
工学 |
電気電子工学 |
菊間信良(情報工学専攻) |
研究概要 アンテナを複数配置して動作させるアレーアンテナは、指向性合成などの柔軟性から通信およびレーダの分野で広く利用されています。このアレーアンテナを更に高機能・多機能化し、干渉の多い電波環境でも希望する電波のみを受信する適応アンテナ、およびその適応技術を用いた電波源推定の研究に取り組んでいます。また、電波源の位置推定を行うことにより、情報のみならず電力も無線で効率よく伝送する技術について研究を行っています。 |
特徴 適応信号処理に基づくディジタルビームフォーミング技術により、大部分ソフトウエアで高性能化(高利得、高い角度分解能)が実現できます。 |
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背景・従来技術 アンテナの機械的、または電子的ビーム走査による電波の到来方向推定などが従来技術としてあげられます。これらの従来技術では、高利得で角度分解能の高いアンテナを設計することは難しいです。 |
実用化イメージ 例えば、車載レーダ、車載用地デジアンテナおよび衛星アンテナ、携帯端末用高性能アンテナなど |
企業等への提案
研究者からのメッセージ
たかがアンテナ、されどアンテナです。
文献・特許
・菊間信良,アダプティブアンテナ技術,オーム社,2003.
・菊間信良,アレーアンテナによる適応信号処理,科学技術出版,1998.
試作品状況 | 無し | 掲示可 | 提供可 |
利用可能な設備・装置 | 共同研究を希望するテーマ |
研究者データベースとのリンク(名前をクリックしてください) 研究者名:菊間信良 |
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