複数メディア間の同期制御

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登録日:2013/11/03 / 更新日:2020/02/05

～メディアのシンクロナイズド出力～

研究分野分類：5604 通信・ネットワーク工学
産業分類：インターネット付随サービス業，情報サービス業

キーワード：メディア同期制御，サービス品質，マルチメディア，ネットワーク

工学

電気電子工学

石橋　豊（創成シミュレーション工学専攻）

研究概要　複数のメディアをマスタとします。そして、複数端末間で出力タイミングを合わせる制御を利用し、メディア間の同期制御を行います。このとき、ある程度のメディア間の時間的なずれを許容し、すべてのマスタを対等なものとして扱います。		特徴　インターネットのようにあらかじめ最大遅延を予測できないネットワークを介してメディアの伝送をする場合でも、単一メディア内の同期品質を高く維持しつつ、メディア間の同期を達成できます。これは、時間的に関連付けられた複数のメディアを扱ったアプリケーションには必須です。
背景・従来技術　ネットワークを介してメディアを伝送すると、ネットワーク遅延などにより、メディア間の時間関係が乱れ、出力品質が劣化する恐れがあります。そのため、メディア同期制御を行う必要があります。従来のメディア間の同期制御では、メディアを一つのマスタと複数のスレーブとし、マスタの出力タイミングにスレーブを同期させ出力します。そのため、スレーブの単一メディア内の同期品質がメディア間の同期制御によって大きく乱される可能性があります。		実用化イメージ　テレビ会議におけるビデオと音声のシンクロナイズド出力に利用可能です。