カプセル内視鏡位置取得システム

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登録日:2013/11/03 / 更新日:2020/02/05

～あなたの腸内を精度良く観察できます～

研究分野分類：5604 通信・ネットワーク工学
産業分類：医療業，電子部品・デバイス・電子回路製造業

キーワード：検査・診断システム，信号処理，通信方式（無線），電気・電磁環境

工学

電気電子工学

安在大祐（情報工学専攻）

研究概要　近年、カプセル内視鏡をはじめとする医療用インプラント機器が急速に普及しつつあります。インプラント機器は人体内に存在するため、外部からその位置を取得する技術が求められています。インプラント機器には無線通信機能が搭載されており、送信された無線通信信号からインプラント機器端末位置を取得します。		特徴　本技術の特徴は、位置測位のための専用デバイスを必要とせず、インプラント機器が送信する無線信号からその位置を取得します。さらに、測位のためのパラメータ調整は測位時に同時に実行されるため、事前にパラメータ調整を必要とせずに高精度な位置取得が可能です。
背景・従来技術　従来技術では、インプラント機器に位置測位用の専用デバイスを用いることで高精度な位置取得を行っていました。または、無線通信信号からの位置取得方式も提案されているが、事前に様々なパラメータ調整の必要がありました。		実用化イメージ　カプセル内視鏡での実用化イメージでは、口から飲み込まれたカプセル内視鏡は消化器内を撮影し、その取得データを外部端末に送信します。その画像データに対し、本技術によって取得した内視鏡位置データを負荷することで画像診断の正確性や利便性の向上が期待されます。