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~次世代半導体技術で省エネルギー社会を実現~

窒化物半導体を用いた次世代パワーデバイスの開発

研究分野分類:5603 電子デバイス・電子機器
産業分類:電子部品・デバイス・電子回路製造業,情報通信機械器具製造業
キーワード:パワーエレクトロニクス,薄膜・量子構造,電子デバイス,マイクロ波,センシングデバイス
工学
電気電子工学
久保俊晴,ジョセフフリーズマン,江川孝志(機能工学専攻) 
研究概要
 電力エネルギーを有効に使用し、低炭素・省エネルギー社会を実現するためには、Siよりも半導体として物性が優れているGaN系半導体を用いることが有効です。特に安価で大面積なSi基板上にヘテロエピタキシャル成長させることにより、従来のSi半導体技術にGaN系半導体技術を融合させることが可能であり、今後持続可能な社会を構築するために必要不可欠な技術です。
特徴
 パワーデバイスとして安全に使用することを考えると、信号が印加されない場合には電流が流れないノーマリオフ型にする必要があります。原子層堆積により作製したMOS構造を使用することでノーマリオフ型が達成できることが当研究室で見出されています。
背景・従来技術
 従来のパワーデバイスは、基板材料としては主にシリコン(Si)半導体が使われており、家電製品、自動車等、種々の分野で省エネルギーや性能向上に大きな役割を果たしてきました。しかし、Siパワーデバイスはその性能が物理的限界に近づいており、GaN/Siパワーデバイスの早期実用化が望まれています。
実用化イメージ
 耐圧~1kV程度までの種々の電子機器、パソコン、携帯電話、エアコン等に搭載され、新しい産業のコメとして世の中に広く普及します。


企業等への提案

研究者からのメッセージ
既存のSiパワーデバイスだけでは、「持続可能な社会」を実現することは困難です。従来のパワーデバイスの特性を大幅に改善できる「GaN/Siパワーデバイス」の実用化に一緒に取組みましょう。

文献・特許
・名古屋工業大学極微デバイス機能システム研究センター外部評価報告書より
・平成21年度~平成24年度 学術論文43件、国際会議68件、特許出願27件(内7件の特許取得)

試作品状況 無し 掲示可 提供可

 

利用可能な設備・装置
赤外線ランプ加熱装置
ロードロック式スパッタ装置
プラズマエッチング装置
原子層堆積装置
スイッチング特性評価システム
高電圧素子評価システム
共同研究を希望するテーマ
ノーマリオフ型AlGaN/GaN HEMTの作製と評価
MOS型AlGaN/GaN HEMTの作製と評価
研究者データベースとのリンク(名前をクリックしてください)
研究者名:久保俊晴,ジョセフフリーズマン,江川孝志
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