簡便・安価な化学的手法による化合物半導体薄膜の堆積

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登録日:2013/11/03 / 更新日:2020/02/05

研究分野分類：5602 電子・電気材料工学
産業分類：電子部品・デバイス・電子回路製造業

キーワード：半導体，電気・電子材料，作製・評価技術

工学

電気電子工学

市村正也（機能工学専攻）

研究概要　化学的手法により、水溶液中で化合物半導体を合成し、薄膜を堆積します。それを積層することで薄膜化合物太陽電池を作製します。材料としては、安価豊富な金属元素の酸化物、硫化物を選択します。		特徴　化学的手法はビーカーの中で半導体を作るため、真空装置や高温炉など高価な装置を必要としません。またCu、Zn、Snなどの酸化物、硫化物は太陽電池に適する性質を持ち、かつ安価、豊富、無害です。よって、本技術で太陽電池の製造コスト、材料コストともに下げることができます。
背景・従来技術　太陽電池材料として主流のシリコンは、資源は無尽蔵だが、製造コストが高い。CdTe、CuInSe₂は製造コストは安いが、資源が希少です。材料コスト、製造コストともに安い太陽電池技術が必要とされています。		実用化イメージ　メッキ工場のような太陽電池工場を夢見ています。