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研究分野分類:5601 電力工学・電力変換・電気機器 産業分類:電子部品・デバイス・電子回路製造業,電気機械器具製造業 |
キーワード:アンテナ,電気機器,電気エネルギー工学,パワーエレクトロニクス |
工学 |
電気電子工学 |
平山 裕(情報工学専攻) |
研究概要 共振器の結合により、数十センチメートル〜数メートルの距離に渡って無線で電力を送る技術です。無線電力伝送の動作原理を明確化し、新規な伝送アンテナを開発しました。アンテナの線長が波長に比べて無視できず、電界結合と磁界結合の両方が存在することが明らかになりました。その上で、高効率化・小型化とともに、不要放射の低減、漏洩電磁界の低減などの問題に取り組みました。 |
特徴 本技術は、数MHzの周波数でkWオーダーの電力を送ります。電力変換の部分にはパワーエレクトロニクスの技術が、アンテナの部分には高周波技術の知識が有効ですが、そのどちらか一方だけでは限界があります。本技術では双方の発想が取り込まれています。 |
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背景・従来技術 無線技術の発達により、ワイヤレス化が進み、残る最後の線である電力線を無線化する需要が高まってきました。従来から、電磁誘導による無線給電技術はあったが、伝送距離に問題がありました。2008年にMITが発表した、結合共振型無線電力伝送技術は、数mの距離の無線電力伝送を実現する技術として期待を集めているが、実用化のためには多くの技術的課題があります。 |
実用化イメージ 電気自動車、家電製品への給電・充電など |
企業等への提案
研究者からのメッセージ
実用化のためには数々の困難が予想されますが、無線技術の発達が人々の生活を変えたように、無線電力伝送技術の発達は、将来、生活に革命を起こす可能性を秘めています。
文献・特許
・特許第5016069号 「電力送信システムおよび車両用給電装置」
試作品状況 | 無し | 掲示可 | 提供可 |
利用可能な設備・装置 高周波電源ネットワークアナライザ 電波暗室 高周波パワーメータ スペクトルアナライザ |
共同研究を希望するテーマ |
研究者データベースとのリンク(名前をクリックしてください) 研究者名:平山裕 |
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