研究紹介詳細表示

~薄膜技術とナノテクから生み出す新しい世界~

ナノから創る環境・エネルギーの素子と材料

研究分野分類:4406 応用物理学一般
産業分類:電子部品・デバイス・電子回路製造業,その他の製造業
キーワード:ナノマイクロファブリケーション,酸化物エレクトロニクス,センサー,レーザー,プラズマ
総合理工
応用物理学
市川 洋(機能工学専攻) 
研究概要
 無機、有機の素材から、石炭灰、河川の汚泥などの廃棄物も研究対象です。薄膜化、ナノ化技術により、それら材料の可能性を引き出し、センサーをはじめとするマイクロマシン用部材、光学素子、環境・エネルギー材料への応用を図っています。
特徴
○ナノ構造作製技術:レーザー、プラズマ、熱を用いた気相法、液体を用いた液相法等、目的に応じたナノ構造体合成
○複合化技術:ナノインプリント技術を中心とした、二次元、三次元のナノ/薄膜複合構造作製技術
背景・従来技術
 ナノ構造材料に関する研究開発が精力的に行われています。ナノ構造材料の性能をさらに引き出し、様々な材料との複合化による新機能材料、素子の開発が望まれています。
実用化イメージ
○ナノ構造の特徴を活かした環境材料の開発;可視光域応答する光触媒材料大量合成技術の開発、ヒートアイランド対策材料の開発など
○界面制御によるフレキシブルデバイスの開発;ナノ界面形成で作る基体を選ばない、フォースセンサー等のフレキシブルデバイスの創成など
○ナノ配列制御技術による高感度センサーの開発;揮発性ガス、紫外線等のセンサーなど

企業等への提案

研究者からのメッセージ
 半導体性、イオン伝導性薄膜やナノ構造体の応用を考えています。上記テーマ、関連テーマについて、議論を重ね、いっしょに進めたいと考えております。

文献・特許

試作品状況 無し 掲示可 提供可

 

利用可能な設備・装置
スパッタ装置
レーザーアブレーション装置
周波数特性分析器
共同研究を希望するテーマ
水素等揮発性ガスのセンサー
開発環境センサーの開発
紫外線、フォース等のフレキシブルセンサー開発
エレクトロクロミック現象を用いた可視化デバイスの開発
ナノ分解能を持った光学材料の開発
ヒートアイランド対策材料の開発
研究者データベースとのリンク(名前をクリックしてください)
研究者名:市川 洋
PDF表示と印刷