研究紹介詳細表示
研究分野分類:4102 教育心理学 産業分類:分類不能の産業 |
キーワード:心理・行動の測定・評価,心理尺度構成,心理アセスメント,社会調査法,経営管理 |
社会科学 |
心理学 |
鷲見克典(社会工学専攻) |
研究概要 主観的な「こと」や、計測困難と感じられる「こと」を測定するための「尺度」の開発技術を提供します。信頼性と妥当性を備えた有用な「尺度」の開発が可能です。 |
特徴 人間の心理・行動にまつわる「とらえにくいこと」「定性的なこと」を、「尺度」を作成して測定することで定量化し、データ解析が可能になる等の利点が生まれます(測定が難しい対象もあります)。 |
|
背景・従来技術 例えば情報管理能力、特定作業への意欲、精神的な疲労など、人間の心理・行動は主観的で捉えにくく、定量化や評価が困難に感じられます。 また、ウェブサイトの良し悪しや製品の出来具合など、主観的とはいえなくとも、どのように測定・評価すべきか不明確なものもあります。 さらに、何らかの方法で測定し、結果を定量化できていても、そうした結果が相応しいと言えるか、有用か不明な場合もあります。 |
実用化イメージ 測定・評価したい対象について詳しく検討し、必要に応じて過去研究を参照して、いくつかの質問項目によって構成する「尺度」を作成します。 この「尺度」は、一定量のサンプル(例えば利用者)から得た「尺度」への回答を基に、「尺度」の有用性を確立することで実用化されます。 |
企業等への提案
研究者からのメッセージ
有用性のある「尺度」を個人や成果の評価、教育・訓練、業務の改善・再設計などへの利用といった「尺度」の応用・展開についても助言できます。
文献・特許
・鷲見「ワーク・コミットメントとストレスに関する研究」風間書房,2006
・鷲見他「調べるためのウェブサイト評価」三恵社,2007
・鷲見「知覚されたストレス尺度日本語版における信頼性と妥当性の検討」健康心理学研究,2007
試作品状況 | 無し | 掲示可 | 提供可 |
利用可能な設備・装置 |
共同研究を希望するテーマ 商品・サービスの利用結果(満足感など)の測定 組織内のコミュニケーションの有効性の検証 対人関係(上司-部下など)の状態の評価 企業内研修の効果の評価 従業員に対する各種施策の効果の測定 各種システムの利用者の態度測定 |
研究者データベースとのリンク(名前をクリックしてください) 研究者名:鷲見克典 |
PDF表示と印刷 |