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~超高齢社会における快適な住環境のご提案~

心理的効果と機能性を融合した高齢者の居住環境モデル

研究分野分類:1651 デザイン学
産業分類:家具・装備品製造業,電気機械器具製造業
キーワード:工業デザイン,インテリア・住居・住環境デザイン,感性認知科学・感性心理学
複合領域
デザイン学
伊藤孝紀(社会工学専攻)
研究概要
 高齢者が居室内において椅子に座っている時間が長いことに着目し、快適性と機能性を併せもった適切な照明計画とアート作品、家具との関係を明らかにすることで、高齢者の居住環境モデルを導くものです。脳科学や身体運動、知能情報など工学的知見と、美学やアート性など芸術的知見を融合した研究によって、高齢社会における快適な居住環境のデザインを創造します。
特徴
 高齢者の身体機能を維持する安全・安心的側面と快適性に寄与する心理的側面の二軸から、医療器具や家具、そして照明器具までを踏まえた居住環境のあり方にアプローチすることが特徴です。
背景・従来技術
 主要先進国の中でも日本の高齢化は急激な変化を伴うため、高齢者が日常生活を快適に過ごすための療養、医療機能を兼ね備えた居住環境の対策は急務です。
実用化イメージ
人間の身体機能および安全面に配慮し、安心と快適性に関わる心理的側面を考慮した居住環境を追及するため、高齢者に限らず、その空間に住まう人々に快適性を提供することのできる研究です。

 

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機能性だけでなく安心と快適性に関わる心理的側面を考慮した居住環境の一例

企業等への提案

研究者からのメッセージ
 誰もが快適に日々を過ごせるよう、そのお手伝いができれば幸いです。感心のある方は是非、ご連絡下さい。
文献・特許

試作品状況 無し 掲示可 提供可

 

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研究者名:伊藤孝紀
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