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研究分野分類:1204 知能情報学 産業分類:農業 ,技術サービス業 ,河川管理,水質管理 |
キーワード:センサーネットワーク,フィールドセンシング,減災情報学 |
情報学 |
人間情報学 |
伊藤孝行(産業戦略工学専攻),大塚孝信(情報工学専攻) |
研究概要 我々は、日本工営株式会社と共同で、現場作業者が容易に設置可能で、かつ多数配置されたセンサデータをタブレット端末等で把握可能なシステムを開発しました。 本システムは、必要な際に必要な情報を取得することを目的としており、農業や防災に活用が可能なシステムとなっています。 |
特徴 ・誰でも、任意の場所に設置し、センサデータを取得できます。 ・必要な時に設置し、必要に応じて設置場所を変更可能で、広域情報を安価に収集できます。 ・多様なセンサを接続可能で、かつwebインターフェースにて必要な情報のみを閲覧可能。 |
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背景・従来技術 近年では、ゲリラ豪雨を代表とした異常気象による内水被害が多発しています。内水被害に対してはポンプ車による迅速な排水作業が必要であり、内水総量の把握が重要です。 しかし、従来の水位計は固定されたものであり、必要に応じて目的とする箇所の水位を容易に測定できるシステムは存在しませんでした。 |
実用化イメージ ・収穫期、成長期などのセンシング情報が必要な際のみ設置するスマートアグリシステム。 ・災害発生時に即時に運用できるセンサ情報収集システム。 ・仮置き資材等の一時的な警備を目的としたシステム。 |
企業等への提案
研究者からのメッセージ
・装置の小型化、省電力化.
・必要に応じたセンサモジュールの接続の容易化.
以上により、状況に応じたセンシングシステムを容易に実現可能なプラットフォームを目指しています。
文献・特許
・特許番号(特願2014-179727), 『クラウド型汎用環境情報モニタリングシステム』
・Takanobu Otsuka, Yoshitaka Torii and Takayuki Ito,” A proto-type of a portable ad hoc simple water gauge and real world evaluation”The 2nd International Workshop on Smart Simulation and Modelling for Complex Systems (SSMCS2015)
試作品状況 | 無し | 掲示可 | 提供可 |
利用可能な設備・装置 ワイアレスセンサネットワークに関する知見 センサ情報統合管理システム |
共同研究を希望するテーマ フィールドモニタリング 屋外大規模センシング スマートアグリ |
研究者データベースとのリンク(名前をクリックしてください) 研究者名:伊藤孝行 , 大塚孝信 |